「彼女、お借りします」を読んで学んだ大切な本質

こんにちは、たくです。
今回、人気漫画「彼女、お借りします」
について「学びになる!」って感じたことを
赤裸々に書いていこうと思います。
突然ですが「彼女、お借りします」
という漫画をご存じですか?
(4年半前くらいにアニメ化も
されてました。)
漫画の表紙を一見すると
ただのラブコメに見えます。
僕も見る前は
「なんだ、ただのラブコメか。」
って思ってたんですよね。
しかし、実際はその逆で、
ただのラブコメではなく、
僕たちの日常や人間関係について
考えさせてくれる作品なんですよね。
この記事では、そんな
「彼女、お借りします」から
僕が学びになったことを
掘り下げていこうと思います。
まず、何も知らない方に向けて
この物語の基本的なあらすじを
ざっくりご紹介しますね。
この作品の主人公は、
男子大学生の木ノ下和也です。
彼はお付き合いしていた
彼女に振られてしまい、
その寂しさを埋めるために
「レンタル彼女」という
サービスを利用することにしました。
そこでレンタル彼女の
水原千鶴と出会います。
千鶴はプロとして
完璧な「彼女」を演じますが、
その関係は次第に複雑に。
そして、和也の周りには他にも
個性豊かな女性たちが絡み合い、
彼の恋愛模様が描かれます。
最終的には和也や千鶴、ほかのキャラクター
たちはそれぞれの悩みや葛藤を抱えながらも、
自分なりの答えを見つけていく。
というお話です。
ちなみにこの記事を
書いている時点では
原作はまだ完結していません。
一見すると、「ラブコメ」というジャンルの
典型的な設定に思えますが、
実際に読んでみると人間の弱さや葛藤、
成長が繊細に描かれており、
時には「これ、自分にもあるな…」と
共感してしまう瞬間が
たくさんあるんですよね。
その部分を1つずつシェアしていきます。
人はみんな、不器用で弱い生き物
主人公の和也を見ていると、
「なんでこんなに情けないんだ…」って
思ってしまうことがあるんですよね。
でも、その一方でそんな彼の姿が
僕も自分と重なる瞬間があります(笑)
例えば、和也はフラれた後、
孤独や不安を抱え、
寂しさを埋めるために
レンタル彼女に頼ります。
一見すると恥ずかし気な行動に
見える方もいるかもしれませんが、
誰しも心の中に「誰かに必要とされたい」
「認められたい」という気持ちを
持っています。
それが形となって現れたのが、
和也の場合はこのサービスでした。
だから、僕もこの作品のように
レンタル彼女に頼るとかも
全然いいと思うんです。
そして、時には僕たちは失敗したり、
自分に自信が持てなくなったり
することもあります。
そしたら誰かに頼りたくなったり
することありますよね。
それは決して悪いことではなく、
むしろ、
「弱さを持つことは
恥ずかしいことではない」
ということを教えてくれている気がします。
そして、
「その弱さと向き合いながら
成長していく姿こそが、人間らしく
応援したくなるんだなぁ。」
と気づかされました。
千鶴に学ぶ「プロ意識」と「人を思いやる力」
千鶴というキャラクターからも
たくさんのことを学べます。
彼女はレンタル彼女として
仕事をしているわけですが、
そのプロ意識が本当に素晴らしいなって。
どんな状況でも、相手のことを第一に考え、
楽しませる努力を惜しみません。
その姿勢には、
「相手に真剣に向き合うこと」
の大切さが詰まっていると感じました。
僕たちが仕事や人間関係で
意識すべきなのは、
目の前の人に対してどれだけ
誠実に向き合えるか
ということだと思います。
例えば、僕たちは人間なので、
不愛想で相手にどうでもよさそうな人よりは
きちんと相手に対して
誠実に向き合っていることが
伝わってくるような人と
お話ししたいと思うんです。
この姿勢は、常日頃からの人付き合いや
仕事をするうえで非常に参考になります。
本当の魅力は「中身」で決まる
「彼女、お借りします」を読んでいると、
外見や表面的な関係だけでは
人を幸せにすることはできない
とよく気付かされます。
和也が千鶴に惹かれていくのも、
もちろん彼女の外見もあると思いますが、
どちらかといえば
内面の魅力に気付いたからだと思います。
そして和也は彼女の真剣な生き方や、
努力を惜しまない姿勢に触れることで、
「もっと自分も頑張ろう」と
思うようになったのだと感じました。
ここで考えさせられたのは、
「本当の魅力とは何か?」
ということです。
僕はこの答えとして
「見た目や肩書きももちろん大切だが、
それ以上にその人が持つ価値観や生き方が、
心を動かす魅力を持っているんだ。」
と感じました。
もちろん外見が良いに
越したことならありませんが、
それ以上に内面のほうが
生きざまが強く出るからこそ
魅力的に映るんだとわかりました。
恋愛の本質とは「相手を思うこと」
「彼女、お借りします」の恋愛要素には、
一つの大きなテーマが詰まっています。
それは、
「相手のことを本気で思いやること」
の大切さです。
先ほどの相手と真摯に向き合うことと
似ていますが、若干違います。
誠実に向き合うことは相手に対して
正直にであり、真剣に向き合う
姿勢のことなんですが、
思いやるとは相手の立場や気持ちを考えて
配慮した行動のことを言うんですよね。
(似てるけど、微妙に違うでしょ?笑)
そして、和也の感情は最初、
「自分が救われたい」
「寂しさを埋めたい」という
自己中心的なものでした。
しかし、物語が進むにつれ、
彼の気持ちは次第に
変化していくんですよね。
千鶴の幸せを願い、彼女の力になりたいと
本気で思うようになるのです。
僕はこの変化は、恋愛だけでなく、日々の
人間関係にも通じるものがあると感じました。
家族や友人、職場の同僚など、
相手の立場や気持ちを想像し、
行動に移すこと。
それこそが、「良い関係を築くための
基本なんだ。」と考えさせられました。
僕も、大切な人との関係を見直す
きっかけにしようと思いました。
失敗から学び、前に進む力
和也の行動はときに、
「それやっちゃダメだろう…」
と思わせるものも多いです。
「え、それしたら全部台無しにならない?」
というような(笑)
だけど、彼はその失敗を糧にして
成長していきます。
失敗を恐れているシーンもありますが、
反省しながら一歩ずつ前に
進んでいっているんですよね。
特にこの姿勢は僕も見習おうと感じました。
僕も、日常で失敗することがよくあります。
そして、よく引きずるというか。
それが怖くなって動けなくなることも
あるんですよね。
でも、再起不能な失敗でない限り、
失敗自体を恐れる必要はないって
この漫画から学びました。
とくに大事なのは、
「その後どうするか」だと
僕は思います。
和也のように何度でも立ち直り、
前に進むことで、必ず成長できるから。
まとめ
今回のことをまとめると「彼女、お借りします」
には生きる上での本質が詰まっていました。
• 人間は弱くていい。弱さを受け入れることが
成長の第一歩だということ。
• 相手に全力で向き合うことの大切さ。
• 外見よりも中身の魅力が人を惹きつけるということ。
• 恋愛や人間関係の本質は「思いやり」にあるということ。
• 失敗から学び、また立ち上がることの大切さ。
この作品を読むと、自分自身や
人間関係について深く
考えさせられました。
そして、「自分ももっと頑張りたい」と
背中を押されるような気持ちにもなります。
まだ読んだことがない方は、この機会に
ぜひ手に取ってみてください。
そして、すでに読んだことがある方も、
もう一度じっくりと読み返してみるのも
おすすめですよ。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
